社会保険の扶養について

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社会保険の扶養について

  • 2019年6月10日
  • By Admin: abusan
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先日友人から

パートに出て社会保険に入る事になったのだけど、

年間収入が130万円未満だから旦那さんの扶養で良いんだよね?と相談を受けました。

 

よくよく聞いて見ると501人以上の会社で、

1日7時間、週3日程度の勤務で

週の労働時間が20時間を超え、月の給与も88000円を超えるので社保の適用にはなるけど、

年間収入は130万円に満たないからそのまま旦那さんの被扶養者として保険証が使えると思っていたようでした。

 

まず、前提として

平成28年の10月より法改正で社会保険の適用拡大があり、

それまでは通常の労働者の労働時間の概ね4分の3(週30時間)あれば社会保険の被保険者になるとあったものが、

法改正で501人以上の企業は

・週20時間以上の労働時間

・月の給与額が88000円以上

・1年以上雇用される見込みがある

人も社会保険に加入させる事になりました。

 

また、被扶養者の条件としては

年間収入130万円の壁があり130万円未満であれば扶養家族の条件には当てはまりますが、

そもそも自分で社会保険の被保険者になってしまうと被扶養者にはなれません。

 

また、130万円の壁についても

単純にその年の収入が130万円未満であれば被扶養者になれるのではなく、

実務上の取り扱いとして

月の給与所得が

130万円÷12か月=108,333円以上あると

その月は扶養に入れないというルールがあります。

なので、6月から働き始め1年の半分が過ぎているから130万円には届きません。

と言っても月額108,333円以上稼いでしまうと扶養になれないのです。

 

このため、健保組合によっては四半期ごとに扶養家族の現況報告をさせ

パートに出ている被扶養者は3か月分の給与明細を提出させ

108,333円を超えていると扶養から外すというシビアな取り扱いをしている所もあります。

 

そして、友人は5月から被保険者になっている状況で旦那さんの扶養を外す届け出をせず、

5月以降も旦那さんの保険証を使って病院に行ってしまったそうです。

この場合、自分が被保険者になった時点で被扶養者から外れるため

旦那さんの保険証は本来使えない事になります。

 

旦那さんの社保と友人の社保の保険者が協会けんぽであれば内部で付け替えをして貰えるかもしれませんが、

501人以上の大企業が協会けんぽとは考えにくいので

5月に旦那さんの保険で使った医療費(7割分)を旦那さんの保険者に返還して、

その後自分の健康保険の保険者に療養費の支給申請することで

いったん自分で負担した7割の医療費を支給して貰うという手続きが必要になります。

 

1〜2回ちょこっと病院にかかるくらいなら、大した金額にならないかもですが、

高額になってしまうと、一旦その高額の医療費を支払う必要が出てきてしまい大変になってしまいます。

 

ですので、

「まだ、保険証があるからいいや」ということはせず

自分で社会保険に加入するのであれば自分の保険証を使うように注意して頂ければと思います。

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